Vine Linux へのログイン方法は、以下のように2通りあります。
ログイン方法は、インストール時に選択したものがデフォルトですが、設定ファイルを編集すれば変更できます。
変更するには、 /etc/inittab をエディタで開き、 id:5:initdefault: の数字の部分だけを書き換えて保存します。
ここで、数字の部分を 3 にするとテキストログイン、 5 にするとグラフィカルログインになります。
- グラフィカルログイン
- テキストログイン
グラフィカルログインとは、Windosw のようにGUI 画面が起動し、パスワードを入力してログインするのと同じです。 アカウント名とパスワードをフォームに入力し、ログインします。
一方、テキストログインとは、グラフィカルログインのようにGUI 画面が起動せず、Windows で言う所のプロンプト画面の様な状態でのログインです。
この状態を”コンソール”と呼びます。
マウスは使えず、キーボードからのコマンドで作業を行います。
ログイン作業は簡単で、アカウントとパスワードを入力するだけです。
例として、”root”でアカウントでログインします。
localhost login: root
アカウント名を入れると、そのアカウントのパスワード入力が求められます。 パスワードを入力しますが、Windows のように”****”などと表れないので、間違えないように注意しながら入力します。
Password:
パスワードを入力し、ログインするとアカウント名が表示され、コマンド待ちの状態になります。
[root@localhost /root]#
コンソールの状態で、コマンドのみで作業する場合にはこのままで良いのですが、X (Linux のGUI)が必要な場合には、コマンドでX を起動させます。 次のように入力すると、X が起動して華やかなデスクトップ画面が表示されます。
[root@localhost /root]# startx